浴衣のたたみシワ、におい

浴衣のたたみシワを1日で取る方法。正しいアイロンがけ方法と匂いケア

浴衣のたたみシワ
・クリーニングは間に合わない
・明日までにシワを取りたい
・ついでに防虫剤の匂いも・・・

たまにしか着ない浴衣。たしかこの引き出しにしまってあるはず・・・「え!?たたみシワがしっかり付いてる(泣)明日着るのに~」という緊急事態、焦るのも無理はありませんね。浴衣の登場頻度は少ないですから、1年以上寝かせてしまうケースも多く、しっかり付いてしまったたたみシワを自力で取るのは骨が折れそうです。クリーニングは間に合いませんので、アイロンで確実にシワをとっていきましょう。

浴衣のたたみシワの取り方

まずは、ひとしきり着付けの練習をしてからでしょうか?誰かに着つけてもらえる場合は一刻も早くシワ取りを開始しましょう。焦らなくとも1日あれば大丈夫ですが、シワシワの浴衣を前に精神的に落ち着きませんからね^^

1.浴衣を全体的に濡らす

いきなりアイロンをかける方法もありますが、浴衣全体のシワをなるべく目立たなくしてからの方がキレイにアイロンがかかります。大切な浴衣ですから、いきなりアイロンをかけて負荷をかけるようなことはしたくないですよね。

まず、霧吹きで浴衣全体を湿らせます(水洗いNGのものやドライクリーニングのものも多いので、洗濯機に入れたり、水に浸さないように)。湿った状態で浴衣を本たたみします。本たたみは浴衣がシワになりにくいたたみ方ですので、我流のたたみ方をしないよう注意してください。たたみ方は下の動画をご参考に。

2.たたんだ浴衣を寝押しする

寝押しとは本来布団の下に敷いてシワを取る方法ですが、今回は、上記でたたんだ浴衣の上に板を乗せ、さらに重いものを乗せておくことでシワをとります。半日以上は寝押しの状態をキープしたいですね。湿気のある衣類はシワが取れやすくなりますので、この方法で随分シワが目立たなくなるはずです。

3.乾燥させる

多少湿気が残っている状態の方がアイロンをかけたときにシワを伸ばしやすいのですが、浴衣のアイロンがけは意外と難しく、上手に書けないと新たなシワを作ってしまいます。一度しっかり乾燥させ、シワが残っている部部のみスチーム等を使いながらアイロンがけしましょう。乾燥を急ぐ場合は、浴衣をハンガーにかけ、風を当てると良いでしょう。扇風機を当てると乾燥が早いですよ。

4.アイロンがけする

3.までの状態でシワが十分取れれば衿元(えりもと)だけのアイロンで十分かもしれませんね。ただ、アイロンがけ禁止のものもありますので、浴衣の表示は必ず確認してください。アイロンNGのものは、上記の寝押し~乾燥までで終了です。

浴衣は生地が大きいのでハンガーにかけたままアイロンがけができるタイプのアイロンをお持ちでしたら非常に便利です。

自宅に浴衣サイズに対応したアイロン台をお持ちの方は多くは無いでしょう。通常は床に大きく広げてアイロンがけしますが、直接床に置いては床も傷めますし、板目が凸凹してかけにくいもの。浴衣の下には新聞紙の上にタオルを敷いて対応しましょう。

浴衣のたたみシワと一緒に防虫剤の匂いもケア

浴衣の出番は一年でも夏の一時期だけ、という方も多いでしょう。クリーニングにしても手洗いにしても、畳んでタンスにしまうときに防虫剤を入れるはずです。この防虫剤の匂いは虫をよせつけない代わりに衣服にも染み込みます。

時間があれば、日陰干しして匂いをゆっくりとばすのですが、「明日着たい!」と言った時に効果があるのはアイロンのスチームです。スチームは高温の蒸気ですから、浴衣の乾燥と共に匂いも飛ばしてくれます。ただ、、、スチームを浴衣全体にかけるとなると大変な重労働。シワ取りだけのつもりが、思わぬ作業が発生して着付けの練習時間が取れなかったでは本末転倒。匂い取りは後回しにしない方が良いです。一度気になりだすと、自分の浴衣の匂いでデートどころではなくなってしまいますからね^^;

いっそファブリーズやリセッシュをかけてしまいたくなりますが、和装品にはNGとありますからシミになる心配があります。消臭剤のスプレーはできれば避けたい手段です。

さいごに

浴衣のシワ・匂いは昨日今日付いたものではなく、一年かけてじっくり付いたもの。そんな頑固なものを1日で取ろうっていうのですから覚悟を決めて挑みましょう!簡単に楽にやろうとすると返って症状を悪くしてしまいますので、上記で紹介した内容を「手を抜くことなく」実践してみてください。

普段着ないものですから、なかなか「シワがある」「匂いがついてる」とは気づきにくいもの。できれば、着ていく1週間前には着付けの練習でも始めて、自分の浴衣の状態を確認しておきましょう。もしかして虫食いがあるかもしれませんよ??

浴衣を着るという1日は、きっとあなたにとって特別な1日なのでしょう。そんな特別な日をシワや匂いで台無しにしないようにしたいですね。花火大会や盆踊りなど、夏のイベントは他人との距離が近くなります。ナフタリン(防虫剤)の匂いをプンプンさせながらシワシワの浴衣で登場した彼女を優しくフォローできる男子はそうそう居ませんので、あなたがしっかり浴衣のケアをしておでかけしなければいけませんよ^^

それでは、良い浴衣ライフを!