除草 無農薬

庭の雑草対策、除草剤を使わずに草木を安全に駆除する方法

庭の雑草なんとかしたい!
・取っても取っても生えてくる草
・除草剤を使わずに駆除したい
・安全に、手間をかけない方法は?

4月頃から徐々に勢いを増していく庭の雑草。何度か草むしりをするものの、遠慮なく生え続ける雑草にため息しか出ません。いっそ除草剤を使おうかと思い立ちますが、家族や庭の家庭菜園・ガーデニングにまで影響があっては大変。なんとか安全かつ効果のある除草をしたい、とお悩みのあなたにお伝えする内容です。

庭の雑草対策には「重曹」がおすすめ

洗濯や料理にも使われる重曹。正式には炭酸水素ナトリウム(別名重炭酸ナトリウム)と言いますが、生活に欠かせない物質ですね。食品(ベーキングパウダーなど)に使われるほど安全性は高いのですが、アルカリ性のため、大量に摂取したり、肌の弱い赤ちゃん等には不向きでしょう。

以下で紹介する除草方法は、重曹を水に溶かして散布するものですが、直接肌に触れなければ健康被害は無いでしょう。風の強い日に散布すると目に入ったりしますので注意は必要です。

重曹はその殺菌作用で、雑草の内部に入ると細胞を壊死させ枯らします。”植物の内部に入る”というのが肝ですので、一般の除草剤と違い、散布前にひと手間かかります。それは「雑草を傷つける」という手間。草かきのようなものでチョンチョンと雑草を傷つけてから散布しないと重曹の効果は現れません。(大量にかければ、根から重曹を吸い上げて枯れてくれる雑草もありますが)。草が大量に生えている場合は、ビーバーでざっと買ってから重曹水を散布すると良いです。庭の雑草をビーバーで刈るほど生やしてしまうのも考え物ですが^^;

重曹には、除草剤のように即効性や強力な除草力はありません。何度も草むしりするよりは楽、といった程度の効果です。しかし安全性と、除草剤を使わなくてもよいという安心感には替えられませんね^^まめに散布すれば確実に枯れてきますし、値段が400円/1kg程度という点も、経済的ですね。

「天然重曹」といった謳い文句の製品もありますが、普通の重曹とほぼ変わりありません。天然という言葉は聞こえはいいですが、ごくごく普通に手に入る重曹で十分ですよ。

庭の除草用重曹水の作り方

除草用の重曹水の作り方はいたって簡単です。重曹を水に溶かすだけ。この時の割合の目安は重曹150g:水1リットルです。これで7、8%の濃度の重曹水ができあがります。除草に適した重曹水の濃度は5~10%と言われていますので、まずはこのくらいの重曹水を作って試してみましょう。

ジョウロでまいてもよいのですが、広範囲&何度もまくことを考えると、除草剤散布用のポンプがあると便利です。手動式のものならば2,000円前後で購入できます。うちは庭だけは広いので手動ポンプを使っていますが、ジョウロより沢山入りますし、肩掛けできるので重宝しています。

重曹の除草効果を早めるには防草シートも効果的

重曹水を散布してみると、雑草に傷は付けたけれど思ったほど枯れてこないな、ということもあるかと思います。そんなときは、早く枯らせたい箇所に「防草シート」を被せてみましょう。防草シートのみでも雑草を枯らす効果はありますが、シートを外してしまうとまた草が生えますので、重曹水とセットで使うことをおすすめします。

防草シートのデメリットは目立つことと、いづれ腐ってボロボロになることでしょうか。日当たりの良いばしょならば痛みは顕著です。黒色などもあるようですが、やはり庭にあると違和感がありますね。ただ、効果はしっかりあり、日光を遮断しますので雑草が育ちません。私の経験では”雑草が全く生えない”ということはありませんでした。

さいごに

除草剤を使わない無農薬な雑草対策としては「お湯をかける」「塩(食塩水)をまく」等の対策もあるようですが、費用対効果が薄かったり、塩に関しては塩害になりうる危険もあります。植物が生えなくなり、ガーデニングや家庭菜園にも影響が出ます。

除草剤を使わずに、簡単に雑草を枯らすことはできません。多少の手間はかかりますが、安全に除草するには、人体にやさしい重曹を使った方法が一番おすすめです。

本当は自分の庭の雑草くらい手で抜きたいところですが、年に何回もやる必要がありますし、終わりがありません。根気よく散布を続ける必要はありますが、ポンプやジョウロでまくだけですので、1回の散布時間はほんのわずか。そして除草剤より安全かつ経済的。

お子さんや妊婦さんのいるご家庭では、重曹の使用すら心配ですが、食品にも使われる重曹を数百倍に薄めるのですから、あまりナーバスになる必要はありません。

重曹水をこまめにまいて、「雑草だらけの残念なお庭」から卒業しましょう!