お盆 お墓参り

お盆のお墓参りはしないといけないの?ご先祖様は迎え火で実家では?

お盆のお墓参りって意味あるの?
・ご先祖様は実家に迎えているし
・お墓には参る相手が居ないのでは?
・友達は行かないらしいし・・・

お盆に「お墓参りに行ってこい」の親の一言で、とりあえずお墓参りの準備を始めてみるものの、「たしか迎え火焚いて、ご先祖様は今うちにいるはずじゃ・・・」となんだか釈然としないあなた。そういえば、友達はお盆にお墓参りしてないって言ってたぞ、と思い出しました。お盆にお墓参りする意味なんかあるの??と我が家のしきたりにハテナがいっぱいです。さて、一般的にはお盆にお墓参りをどう捉えているのでしょうか。

お盆のお墓参りはしない。これ、間違ってはいません

お盆にお墓参りをしない人は約4割にも上るそうです。そもそも渋滞を避けて実家に帰省しない人も多いでしょうね。

あなたの実家のように、お盆は迎え火を焚いて、ご先祖様を実家へお迎えしていてもお墓参りを促される場合、「お参りする相手が居ないんじゃ行ってもしょうがないよね?」となりますよね。実際にその通りで、「お盆のお墓参りは不要」とする地域・意見が多数みられます。

ただ、我が家でもそうですが、お盆中もしくは、お盆の始まる前にお墓掃除を兼ねてお墓に向かうことが恒例となっている地域もあります。お墓って、家の近くにあってもなかなか行けないんですよね。お墓の存在・ご先祖様の存在って、日常生活の中から頭からすっぽり抜けてしまうものだし、お盆やお彼岸でもなければお墓に足が向くことも皆無。というご家庭がほとんどでしょう。

しかし、ご先祖様を蔑(ないがし)ろにしているつもりは無いんですよね。むしろ、お墓に行くたびに「あぁ、もっと先祖供養しなきゃな」って気持ちが膨らみますもんね。

「ご先祖様に、お盆の後もキレイなお墓に戻ってもらいたい」そういう気持ちで、あなたの親も「お墓参り(掃除)いってきなさい」と言っているのだと思いますよ。実際、お線香や花などと一緒に、掃除用具を持って行ったりしませんか?

お墓掃除の持ち物 ご先祖様をきれいなお墓に返してあげよう

よーし、この夏は本格的にご先祖供養で墓石のコケでも落とすか!とやる気になった場合は別ですが、なにも暑いお盆にやらずともその作業は、涼しくなってからにしましょう。

ボーボーの草を刈って、落ち葉等を片付けられるくらいの装備でお墓掃除へ向かえばよいでしょう。持ち物としては以下のもので十分。

  • ホウキ
  • 虫よけ
  • スポンジや雑巾

ホウキをお墓に置きっぱなしにするご家庭もあると思いますが、雨風をしのげる場所に保管されていないと、腐ってボロボロで使い物にならないので、自前で準備しましょう。虫よけは必須ですね。お墓ってなんであんなに蚊が多いんでしょうか^^;

墓石の頭から水をかけるのは失礼と言われますが(墓石の頭=ご先祖様の頭という解釈から)、コケだらけのお墓より、手入れされている方が気持ち良いですよね。ちょっとコケ等が気になるなら、石を削ってしまう可能性のある”たわし”は避け、スポンジや雑巾でこすります。

盆前や盆中にお墓掃除をしておけば、送り火を焚くときに「お墓、きれいにしといてよかったな^^」と思うはずですよ。

お盆の先祖供養の意味

お盆はお坊さんの金儲けイベント、などと下世話な意見もあります。実際にそうだとしても、先祖供養をしたあとのあなたの晴れやかな気持ちを思い返すと、自分の先祖と向き合う時間を持つことは、良いことだなという気持ちになりませんか?

わたしはなぜだか、お墓参り・お墓掃除やお仏壇に手を合わせるだけでも心がおだやかになります。決して信仰深いわけではありません。きっとそういう風に振る舞ってきた両親・祖父母を見てきてるからでしょうね。

親世代がやってこなかったことは、子どももでできません。そこに意味を見出せないからです。1300年以上続いてきたとされる「夏に先祖供養をする」という風習が、意味を失っていくのは日本人としては少し悲しい気分になりますね。

自分の先祖に「ご先祖様」という気持ちで語りかける時間をもつこと。そこにこそ、お盆に先祖供養をする意味があるのではないでしょうか?

まとめ

迎え火以降はご先祖様は実家に居ますが、お盆の墓参りは「お墓掃除」という意味合いで向かいませんか?

代々のご先祖様が普段眠っているお墓を、今生きている自分が掃除できるって、なんだか気持ちがすっとします。背筋が伸びる思いです。

普段の生活の中で、生きている親にすらなかなか感謝するタイミングも時間もとれません。ご先祖様ともなると、お盆やお彼岸のような国民的行事でも無ければ忘れてしまいがち。かといって「よしお盆だ!ご先祖供養するぞ!!」と息巻く必要もないと思います。感謝することを忘れた生活の中から、感謝を思い出させてくれたご先祖に「ありがとう」を伝えるだけでも十分だと思います。

書いていたら、よく世話をしてくれた祖母を思い出しました。もう一度ばあちゃんに会いたいなぁ。